●開運・福徳の神 七福神
古くから、宝船に乗ったこの七福神の絵を枕の下に置いて寝ると
良い初夢が見られるとされ、大願が叶うといわれてきました。
恵比寿(えびす)
商売繁盛の神様として親しまれてきました。
古くは「大漁追福」の漁業の神であり時代と共に福の神として「商売繁盛」や
「五穀豊穣」をもたらす、商業や農業の神となった。
大黒天(だいこくてん)
打出の小槌で人々に財運をもたらすといわれます。
インドのヒンドゥー教のシヴァ神と日本古来の大国主命の習合。
大黒柱と現されるように食物・財福を司る神となった。
布袋(ほてい)
背負った袋から人に財運を受けるといわれます。
唐の末期の明州に実在したといわれる仏教の僧。
弁財天(べんざいてん)
弁舌・音楽・学問を司る美しい女神としての象徴。
七福神の中の紅一点で元はインドのヒンドゥー教の女神である
サラスヴァティー神。七福神の一柱としては「弁財天」と表記されることが多い。
福禄寿(ふくろくじゅ)
幸運・財運・長寿をもたらす福神といわれます。
道教の宋の道士または、道教の神で南極星の化身の老子である
寿老人の別名または同一神とされる。
寿老人(じゅろうじん)
長寿と知恵を司り、天下泰平と繁栄をもたらす。
道教の神で南極星の化身の老子。
毘沙門天(びしゃもんてん)
勇ましい武将の姿で仏法を守護し、福徳を授ける。
元はインドのヒンドゥー教のクベーラ神で、これが仏教の神の
ヴァイシュラヴァナ(多聞天)になり日本では毘沙門天と呼ばれる。